Real World HTTPの1章1.5「HTTPの先祖(2)ニュースグループ」〜1章終わりまで読んだ

HTTPの先祖(2)ニュースグループ

メソッド

よく使われるメソッド
  • GET サーバーに対して、ヘッダーとコンテンツを要求
  • HEAD サーバーに対して、ヘッダーのみを要求
  • POST 新しいドキュメントを投稿
HTTP1.0の段階では必須ではなく、実装によって提供されたりされなかったりするオプション機能
  • PUT すでに存在するURLのドキュメントを更新
  • DELETE 指定されたURLのドキュメントを削除する。削除に成功すると、削除されたURLは無効になる
  • HTTPのフォームではGETとPOSTのみがサポートされている

ステータスコード

  • 100番台 処理中の情報の伝達。1xx系は特殊な用途に使う
  • 200番台 成功時のレスポンス。
  • 300番台 サーバーからクライアントへの命令。正常処理の範疇。リダイレクトやキャッシュの利用を指示
  • 400番台 クライアントから送られたリクエストにおかしなことがある場合に渡される
  • 500番台 サーバー内部でエラーが発生した場合にクライアントに送付される

URL(Uniform Resource Locators)

URLの仕様に含まれる全要素が入ったサンプル

スキーマ://ユーザ:パスワード@ホスト名:ポート/パス#フラグメント?クエリー

  • ユーザ名パスワードはFTPなどで使われたりするが、ここに記述する方式はBasic認証と呼ばれ、通信の内容が見られたり、アクセスログにURLが残るとパスワードが漏洩してしまうので最近のウェブシステムで使われることはない

ボディ

  • HTTP/1.0ではリクエストとレスポンスの両者にヘッダーが含まれるようになったのでボディとヘッダーを切り分ける必要がある
  • リクエストにもコンテンツを含めることができるようになった